無知は無恥
Xさんがいなくなって1週間が経った。
そして、何と募集枠2名分が空席のままという非常事態(;´Д`)
漸く平穏な毎日が訪れた。
お昼ごはんのとき、一緒に食べていた新卒の女性スタッフ。
「実は私、Xさんに仕事を教えてもらっているときに……」
ひっそりとした声で、彼女は続ける。
「ちょっとした時間の計算だったんですけど、私計算が苦手で、すぐに答えられなかったんです。で、答えようとしたら、『こんな簡単な計算もできないんですか?』って言われて、泣きそうになったことあります」
はああ!?
「多分、妊婦さんだから気が立っているのかもしれないと思って、我慢して続けたんですけど……。結局家に帰って泣きました」
そら泣くわ。私でも泣くわ。
ていうか、
奴には人権感覚というものが備わっていない模様。
「彼女は人を傷つけてやろうと思って、悪気があって言ってるわけじゃない」という人もいるけど、
悪気がなければ何をしてもいいのか?
上も上だな(-ω-;)
完全に立場逆転してる。
どうせ奴が怖くて言えないとか、言っても無駄だから放っておけといったところだろう。
これはもう人権侵害、パワハラの域だ。
大げさだとか被害妄想だとか、無責任で無神経な発言者の言い訳が聞こえてきそうだが、
人の痛みがわからんクズに、これ以上勝手な真似はさせたくない。
私は過去の日記を探り、1冊のノートにこれまでのXさんの身も蓋もない無神経な発言の数々をしたためた。
どうせ奴のことなので、復帰することも考えているだろう。
それには至らなくても、頻繁に出入りするに違いない。
二度と来るな。
私の「チクリ日記」。
近いうちに提出してやろうと思う。
告発文書みたいやな。
告発といえば告発か。私しか知らないこともあるし、
まして弱い立場にある人が、これ以上泣き寝入りすることがないように。
人間コンバット、発動。