ラーメン屋に誘われる女
アラフォーの女性同士の会話。
「私、この前男にイタリアン食べに行きたいって言ったら却下された」
「え? じゃあどこいったの?」
「ラーメン屋」
「あ~、男はイタリアンとかこじゃれた店は抵抗あるのかもしれないね」
ちなみに一緒に行ったと思われる男性は彼氏ではない様子。
連れて行かれるのはもっぱら居酒屋か、中年のオッサンのたまり場みたいなところらしい。
「おしゃれなディナー食べに連れてって、って前から言ってるのに、全然連れて行ってくれない」
「男からすれば、ラーメン屋みたいなところに気軽に行ってくれる人の方がいいんだよ」
「そうかなあ」
それ、絶対違うと思います。
「どうやったらイタリアン連れてってくれるかなあ」
「そういう店に抵抗なく入れる人くらいじゃない?」
いやいや、抵抗あるとかないとかじゃなくて。
「食事に誘われることは誘われるんだけど、イマイチムードに欠けるっていうか、ときめきがないっていうか」
「ああ、それは相手のチョイスが悪いね」
いやいやいや。
男性何も悪くないやん。
「もうラーメン屋飽きた~」
「それ言った?」
「言ったよ~。でも、連れてってくれない。何で~?」
「頼む相手間違ってるんだって」
「そうかなあ……」
ラーメン屋嫌だとか言いながら毎回ホイホイついて行っている姿が目に浮かぶ。
そもそも、頻繁にラーメン屋に誘われる時点でアウトだと思うんだけどな。
♪つつつ 都合いい おおお 女で~す
ってか?
イタリアンに連れて行ってくれる男性探すより、自分がイタリアンに誘いたくなるような女になればいいのに(-ω-;)
残念!
「友だちどころか、ラーメン屋止まりの女」斬り乂-д-)